日蓮大聖人御書全集[新版] - 上野殿御返事の感想 (1886ページ)
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御金言集より「夫れ、海辺には木を財とし、山中には塩を財とす。旱魃には水をたからとし、闇中には灯を財とす。女人はおとこを財とし、おとこは女人をいのちとす。王は民をおやとし、民は食を天とす」一念三千の内の三世間の事を述べられて居て、その時代、時、人、物、文化、地域それぞれの需要と供給のバランスと見定め見極めが大事だと言う事を如実に表現されて居て、時光殿が如何にそれに則った合理的な供養を施して居たのかの証左で有ると思う。故に亡き父を回顧され引き合いに父を亡くした母子を気遣った文と従藍而青を出されて居るのは時光殿が如何に先代も立派で偉大であったが更に聡明な青年に育ってる事への大聖人の期待と信頼と母君最大に激励と賛辞をなされて居た証と言って言いと思う。
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