日蓮大聖人御書全集 - 三世諸仏総勘文教相廃立[総勘文抄]の感想 (558ページ)
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御金言集より「一代聖教とは此の事を説きたるなり此れを八万四千の法蔵とは云うなり是れ皆悉く一人の身中の法門にて有るなり、然れば八万四千の法蔵は我身一人の日記文書なり」釈尊の説いた法門、経典八万四千と言われる五時八教、十如是等その一生で説いた法門や経典はそれぞれ個人個人ではあるものの全民衆に思考転換や根源的に仏とは何か?菩薩道とは何か?等は皆全てが森羅万象の事共通であり、その法華経を拝する事はあたかも釈尊の綴った日記を紐解く様で有り、又人それぞれの民衆の日記と言って良いと思う。個別で拝読するのが而前権経で、総体的に拝読するのが法華経で有るの差異で有ると解釈して居る。大聖人は具体的な霊鷲山会の誓願の再現の御本尊と法華経の題目唱じる唱題行の実践、教学を修じ教化し行く行学の二道この具体的行動様式規範を作られたと思う。これにより信が深まると言うものだと。
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