日蓮大聖人御書全集 - 一生成仏抄の感想 (383ページ)
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「但し妙法蓮華経と唱へ持つと云うとも若し己心の外に法ありと思はば全く妙法にあらず麤法なり」麤法は、方便、権門、成仏の直道でない。一生成仏は叶なわない、信心のある勤行唱題して行き「華をちらし香をひねる」までも全てが「皆我が一念に納めたる功徳善根」と信心を取るべき。「諸仏の解脱を衆生の心行に求めば衆生即菩提なり生死即涅槃なり」また「衆生の心けがるれば土もけがれ心清ければ土も清しとて浄土と云ひ穢土と云うも土に二の隔なし只我等が心の善悪によると見えたり、衆生と云うも仏と云うも亦此くの如し迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり」「信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがく」しっかり心に留めて磨く事が肝要でニセ本尊とかカルトとか抜かす連中の方が「仏法を学して外道となると恥しめられたり」とされてる非常に重要な御書と言える。
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