日蓮大聖人御書全集 - 本尊供養御書の感想 (1536ページ)
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御金言集より「法華経を持ちまいらせぬれば八寒地獄の水にもぬれず八熱地獄の大火にも焼けず、法華経の第七に云く「火も焼くこと能わず水も漂すこと能わず」等云云」転倒しての書き出し。法華経の文字は六万九千三百八十四字・の文字は我等が目には黒き文字→仏の御眼に皆御仏。金粟国王は沙→金。釈摩は石→珠。玉泉の木→瑠璃。大海に入る水→鹹「漢方薬」須弥山に近づく鳥→金色。阿伽陀薬は毒→薬。法華経の不思議も凡夫→仏。蕪(かぶ)→鶉(うずら)山の芋→うなぎ。世間の不思議以て是くの如し。何に況や法華経の御力をや、犀(さい)の角を身に帯す→大海に入る→水・身を去る事五尺。栴檀香を身に塗る→大火に入るに焼くること無し。法華経に込められた意訳の秀逸で智慧の宝庫と言った所だろうか。無駄なモノも価値有る事に変えてしまう。そのくらいですよとの譬喩では無いかと。
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