日蓮大聖人御書全集 - 三三蔵祈雨事の感想 (1468ページ)
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「木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば・たうれず、本より生いて候木なれども根の弱きは・たうれぬ、甲斐無き者なれども・たすくる者強ければたうれず」有名な一節で自他共の成長を表現され「仏にはならせ給いしか、されば仏になるみちは善知識にはすぎず、わが智慧なににかせん、ただあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば善知識たいせちなり」善知識の重要性「日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、又道理証文よりも現証にはすぎず」各証明が重要で因果関係の証明不能な事象は否定され「正法をへたらん人は爪上の土よりも・すくなし」人間、増してや正法に会い保ち続ける事が如何に難い。そんな天文学的確率で出会っても「すりはむどくは三箇年に十四字を暗にせざりしかども仏に成りぬ提婆は六万蔵を暗にして無間に堕ちぬ・是れ偏に末代の今の世を表するなり」純粋な信心に以心得入、以心代慧があり信心上大事だと奮起する
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