日蓮大聖人御書全集 - 松野殿御返事①[十四誹謗抄]の感想 (1381ページ)
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御金言集より「雪山童子の古を思へば半偈の為に猶命を捨て給ふ、何に況や此の経の一品一巻を聴聞せん恩徳をや何を以てか此れを報ぜん」雪山童子の故事を引き善い意味での二乗の求道心と理解の歓喜を実感し、教えを恐れず相手を選ばず説き拓いて行く事の重要さ、身軽法重、不惜身命を概念、観念でなく実践の気概で挑んで行けばその心の歓喜が伝わる。心の輝きの変化変革が十如是の性、相、体等に反映されて出て、行動様式をも変化させ征く。その共感の和の連携が、世間の悪評への無理解に「動執生疑」を起こさせ固定概念を破壊し、理解の和が弘がり逆に、悪評も掻き立ててもそれを無効化する事が可能になり悪評を点てる方への酷評へと変化して征くが可能に成って「私もその陣列に加わりたい」と言う羨望変化し連携の和が構築されて来るこれが「恩徳」なのではないだろうか?
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