日蓮大聖人御書全集 - 崇峻天皇御書[三種財宝御書]の感想 (1170ページ)
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御金言集より「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財をつませ給うべし」何事も心次第で有るので、金銭宝物や収集等の趣味に興じるのも良いが、それに拘る執着が逆に自身を貶めてしまう。身体の健康もその改善や身体が惜しいと思っても、いずれ死すのは生まれて来た以上誰しもが経験する。人間の行動はその人の持つ思想信条宗教が拠り所。故に心次第で心が定まれば、心身共に望んだモノになるし、得られる副産物や等価交換や給与の様な物で自分次第。自身に身に付く器量以上の金銭や財宝を得ても身に付かない。全ては心次第。どんなに栄耀栄華を得ようとも心根が腐って居れば全てを失う。心に適った分しか身に付かない。今迄生きて来て身も財産も心根以上に保ち続けるのは容易な事では無かったなと改めてそう思う。後悔先に立たずとはよく言ったモノだと。只今臨終で今後も進みたい。
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