日蓮大聖人御書全集 - 四条金吾殿御返事③[此経難持御書]の感想 (1136ページ)
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現世安穏・後生善処が何故大難が雨のように来る理由は純真な信心故で日昭が嘘を言っては無くこれを期に貴方の不審を晴らそう。法華経の文に難信難解とあるのはこの事であって法華経を聴きに来る人は多いが難に遭い真に聞き受けても大難来ても憶す事無く持続する人は希である。「受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり、此の経を持たん人は難に値うべしと心得て持つなり」は有名な一節。「則為疾得・無上仏道」に疑いはない。三世の諸仏の大事であるお題目を念ずるを持と言う。経に「護持仏所属」天台「信力の故に受け念力の故に持つ」「此の経は持ち難し若し暫くも持つ者は我即ち歓喜す諸仏も亦然なり」火に焚べれば、大風吹けば求羅は倍増する、松は万年の齢を持つ故に枝を曲げる、法華経の行者は火と求羅で薪と風は大難。法華経の行者は久遠長寿の如来修行で枝を剪定矯正される今後も「此経難持」の四字を常時忘れない事だなと。
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